その名の通りフルートの祭典！
総勢２５０人のプロアマフルーティストによる
フルートオーケストラの演奏会を聴きに行って来ました。

普通オーケストラは弦楽器・管楽器・打楽器から成ってますが
フルートオーケストラはフルートのみです。

実はフルートにはいくつか種類があるんです。
普通目にするフルートは、ピアノで言う真ん中のドから上に３オクターブの音域がでます。
さらに１オクターブ上の音域がでるのがピッコロ。
これはけっこう有名ですね。吹奏楽や普通のオケでもよく使われるし、私も持ってます。

反対に低い音がでる楽器もあるんですよ。
アルトフルート→→→→→→普通のフルートより４度低い楽器
　　　　　　　　　　　　　　　　　　たま～に吹奏楽やオケにもでてきます
　　　　　　　　　　　　　　　　　　現代曲やジャズなどでも使われます
バスフルート→→→→→→→普通のフルートより１オクターブ低い楽器（写真右から３番目）
コントラバスフルート→→→→さらに１オクターブ低い楽器(写真右から２番目）
ダブルコントラバスフルート→さらにもう１オクターブ低い楽器（写真１番左）

　　　　　普通のフルートは右から４番目
　　　
コントラ以上になるとさすがに横に構えるのは不可能で
縦長になって、数字の４をひっくり返したようなかたちで、立って演奏します。
水平になっている管の端の方に息を入れる歌口があるので
ダブルコントラにいたっては、高さ２ｍくらいあります。長さではなく高さね。
もうとてもフルートとは思えないけれど、
運指・音の出し方は普通のフルートとまったく一緒です。

これらの楽器を使ったフルートオーケストラ
パイプオルガンの様な響きと表現されたりします。
低音楽器はふつう目にする事の無い楽器ですが
どんな音がするか実物を見たい、聴きたい方は
来年のフルートフェスティバルにぜひ行ってみましょう。